Echo Show 5のアラーム音が鳴らない!? スマートデバイスあるある解決法

デバイス

スマートホームデバイスは私たちの生活を便利にしてくれる一方で、時にはちょっとした不具合に悩まされることがあります。今回、私が体験したEcho Show 5のアラーム音トラブルは、そんな現代のデジタル機器あるあるの典型的な出来事でした。便利なはずの最新テクノロジーが、突如機能不全に陥る瞬間。一体何が起こったのか、そしてどのように解決したのか。私の顛末をお話しします。

先日のAmazonプライムデーで、私は念願だった目覚まし時計としてEcho Show 5 第3世代を購入しました。新しい目覚まし時計が欲しいと考えていたちょうどそのタイミングでしたので、これを機に購入を決めました。

スマートアラーム購入の経緯


それまでは、主にiPadのアラームを使用していましたが、いくつかの悩ましい問題がありました。iPhoneは2台所有していますが、どちらもTikTok Liteでポイント獲得のため、動画を再生し続けている状態でした。そのため、音量を上げられず、アラームとして使用することができませんでした。
TikTok Liteの仕様上、動画をミュートにすると自動スクロール機能が使えなくなるため、音量を最小限に設定して就寝していました。ただし、「特別報酬」のメッセージや画面の不具合により、実際に寝ている間にポイントが貯まることはあまりありません。

寝落ちするためにiPadを視聴している私にとって、iPadの音量を大きくすることは難しく、アラームのための大きな音量設定にジレンマを感じていました。さらに、ベッドの近くにアラームがあると、すぐに止めて再び眠ってしまう危険がありました。そのため、ベッドから離れた場所にアラームを置き、わざわざそこまで歩いて止めることで、確実に目を覚ますようにしていました。
そこでEcho Show 5の購入を決意しました。購入後の感想は「最高」の一言。スマホやiPadから、さらには音声で簡単に設定や操作ができる点が特に魅力的でした。寝る前に忘れずにアラーム設定ができ、アレクサの前まで行かなくても操作できるのが便利でした。
最初は離れた場所に設置しても、音声一つでアラームを止められることに気づき、「自分はなんて愚かなんだ」と苦笑いしました。最近では、起床後すぐに音声でアラームを止めるのではなく、離れた場所にあるスマートフォンで止めるようにしています。
このように、Echo Show 5は私の目覚まし時計問題を見事に解決してくれたのです。

突然発生したアラーム音トラブル

ところがどっこい、予期せぬトラブルが発生しました。朝7時に設定していたエコーのアラームが、突然鳴らなくなってしまったのです。しかも、おかしなことに鳴らないのはアラームの音だけでした。
アラームをストップすると、いつも通り天気予報を読み上げる設定になっているのですが、鳴っていないアラームをiPadでスワイプして止めると、何事もなかったかのように天気予報は普通に読み上げられます。買い物リストの追加や呼び出しも、音声機能は全く問題なく動作していました。
何日も試してみましたが、アラームだけは鳴り続けません。おかげで仕事に遅刻しかけるという、由々しき事態に陥りました。慌てて公式サイトで解決策を探しましたが、掲載されていた方法は、Alexaアプリでのアラーム設定確認、端末の再接続、ルーターのポート設定、ファイアウォールの調整など、具体的な解決につながるものではありませんでした。

カスタマーサービスとの会話


仕方なく、Amazonのヘルプ&カスタマーサービスからチャットでサポートに連絡することにしました。簡単な注文確認の後、担当者から意外にもシンプルな提案がありました。「端末を出荷時設定にリセットしてください」というものです。
具体的には、端末の画面で「設定→デバイスオプション→出荷時設定にリセット」を操作するよう指示されました。その際、スマートホームデバイスとの接続はリセットしなくても良いとのことでした。出荷時設定のリセットには、全てを初期化するタイプと、スマートホームデバイスの接続を維持するタイプの2種類があるそうです。
リセットには数分かかりましたが、完了後に1分後にアラームを設定して試してみると、見事に音が鳴るようになりました!見事に問題は解決し、安堵のため息をつきました。
スマートデバイスとはときに、このようなちょっとした「リセット」で解決することもあるのだと実感した出来事でした。

まとめ


テクノロジーは完璧ではありません。しかし、適切な対処法を知っていれば、ほとんどの問題は簡単に解決できるのです。今回のEcho Show 5でのトラブルは、スマートデバイスとの付き合い方において、柔軟な対応と冷静な判断の大切さを教えてくれました。もし同様の症状に悩まれている方がいましたら、まずはカスタマーサポートに相談し、出荷時設定へのリセットを試してみることをおすすめします。カスタマーサービスは夜中でもチャット(電話は試したことがありません)で対応してくれて、真摯に困りごとに向き合ってくれるので感謝しています。

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