映画や漫画、小説を紹介している、俳優兼YouTuberのかいばしらさんが、普段映画好き仲間とやっている、フィルマークスを用いた遊びについて動画をアップしていました。
かいばしらさんのチャンネルでは主にホラー映画や漫画作品の紹介をポップに行なっていて、私は普段から視聴している番組ですが、ゆるいテイストなので気軽に見れるところがおすすめです。
また、かいばしらさんはYouTubeだけでなく実際に俳優としても活躍しています。
今回動画内で紹介された遊びについて、私たち一般人も映画好きで集まった際には楽しめるものが多かったため、以下にまとめてみました。
フィルマークスとは
フィルマークス(Filmarks)は、映画やドラマのレビューや評価を投稿できる日本のソーシャル映画レビューサービスです。ユーザーは映画やドラマを観た後、その作品に対して評価(星の数)を付けたり、感想やレビューを投稿したりすることができます。また、他のユーザーのレビューを参考にしながら、観たい作品を探すことも可能です。
フィルマークスの主な特徴として、以下が挙げられます。
- レビューと評価:ユーザーは映画やドラマを評価し、コメントを自由に投稿できます。ユーザーは得点をつけることができ(1.0〜5.0まで)その平均値がアプリ内の映画のトップページに載っています。ユーザーは有名人も多数います。
- 観たいリスト:興味がある作品を「観たいリスト」に追加し、後で確認できます。
ランキング機能:最新の人気作品や注目作品のランキングを確認でき、トレンドを追いやすいです。自分の好きな映画ランキングを自分のトップページに載せることも出来ます。 - 公開カレンダー:映画の公開スケジュールをチェックでき、見逃し防止に役立ちます。
SNS的な要素もあり、他のユーザーと交流することができるため、映画ファンにとって非常に便利なプラットフォームとなっています。
鍵垢が設定出来ないのが問題であるとかいばしらさんは提言しています。確かにそこは改善の余地がありそうですね。
かいばしらさんが映画好きの友人とやっている遊び
レビューの点数を順に上げていこう ゲーム
順番にフィルマークス内の映画のレビューの得点を上げていくゲーム。
①まず順番を決める
例:参加者が4人いたとしたら1234人分の順番を決める
②1番目になった人はレビューが低いと思われる映画のタイトルを言う
例:「デストイレ」と宣言し、レビュー見てみると1.6点(最初は低い方がいい)
③2番目の人は1番目の人が言った映画よりレビューが高いと思われる映画を言う
④3番目の人が2番目の人が言った映画よりレビューが高いと思われる映画を言う
⑤以後同じ
前の人が言った映画よりレビューが下回るとチャレンジ失敗です。
バラエティ番組などでもよくある企画ですね。確かに映画好きの人が集まってやると面白そうです。
人数が多ければ多いほど乗り上がるそうですが、フィルマークスは星が1.0〜5.0までしかないので、10人以上いるとすごく難しいと思います。人数が多いと数字を細かく刻んでいかなくてはならないのでそこも面白いポイント。トーキョーシネマ文化祭で行われたゲームらしいです。
Three Degrees of Filmarks
勝手にゲームの名前を作りました笑。
Wikipediaでは、一見全く無関係な2つの記事6クリック以内で到達できる(Six degrees of separation)といわれていますが、それをフィルマークスでやろうというもの。かいばしらさんは3手以内に目的の項目(映画や俳優・監督のページ)に辿り着こうとするゲームとして紹介しています。
例:「シビル・ウォー アメリカ最後の日」から、スティーブン・スピルバーグのページまで3手以内に辿り着こう
出演している俳優、脚本家などつながりがある人物や共演者、同じ監督の作品など、映画における関連した項目をつないでいくのが面白いです。映画の知識がある人だと強そうなゲームですね。
また、その映画のレビューを投稿した人のページにとんでその人が見た映画の中からリンクをつないでいったりもできると紹介されています。いろんな可能性や大番狂わせもおこりそうなゲームで、一人でもやってみると結構面白いです。3クリック(タップ)以内ってのが割と厳しいものがありますが、映画に詳しい人だと、どんな項目にも辿り着くことが出来るんでしょうか。
ランキング予想
出題者がランキング形式のトレンド欄に上がっている映画のタイトルを5つほど回答者に与え、回答者がその順番を並び替え、ランキングを予想するゲーム。
トレンド欄は1時間に1回更新されますが、話題の映画がランキング形式になっています。
サブスクで配信が開始されたり、金曜日になると新作として公開される映画が多く、そのタイミングでも一気にトレンドに上がったりする映画も多いので、そういう市場を予測して戦略的に考えなければならないことも面白いポイントです。
ポスターに乗ってる人数当てクイズ
出題者が映画のタイトルを2つ挙げ、回答者がその映画のポスターに映っている人の数はどちらの方が多いかを当てるゲーム。
フィルマークスでなくても出来ますが、記憶を頼りに予想するのでこれは単純だけどかなり面白いですね。マンデラエフェクトも楽しめそうです。
また、「レビューの点数を順に上げていこう ゲーム」を映画のポスターに写っている人に置き換えても盛り上がりそうですね。
レビューから映画タイトルを当てるゲーム
出題者が映画のレビューを読み上げて、回答者が何の映画のタイトルかを当てるゲーム。
レビューの文章や映画、回答者の知識量によっては、固有名詞や登場人物の名前など伏せたりして出題すると盛り上がるでしょう。舞台となる場所や地域だけは伏せないとか、制約によっても楽しめそうです。最初が抽象的な書き込みのレビューを読み上げるのがいいのかもしれません。
一般の人の多くのレビューを見れるフィルマークスならではのゲームですね。
また、かいばしらさんは身内で映画を当てるのではなく、誰がその映画のレビューを書いたかを当てるゲームもやっているそうです。例えば、頭の良さそうな文章だったら「大島育宙」などのように。シネマンションのあんこさんが書いたやつは一発でわかりそうです。
これは完全に映画に精通する友達が多い人同士でしか楽しめませんね笑。映画の感想を雑誌に寄稿したり動画・ラジオをアップしている有名人を知っている人同士が集まったら出来るかもしれませんが。
映画食わず嫌い王
今回の動画内では紹介されておらず、フィルマークスは全く関係ありませんが、映画食わず嫌い王についても紹介しておきます。
とんねるずの食わず嫌い王の映画バージョンです。
自分の好きな映画をいくつかと一つだけ嫌いな映画を挙げ、各映画の好きなところや良いところを相手にプレゼンします。プレゼンを受けた人はその中に含まれたプレゼンターの1つだけ嫌いな映画を当てるというものです。
かいばしらさんの企画として以前からやっているもので、沖田遊戯さんや有村昆さんと実戦していました。
いろんなジャンルの映画を組み入れないとすぐに相手にわかってしまいそうですね。例えば恋愛映画ばかりの中に一つだけホラー映画があったりするとすぐバレます。本家の食わず嫌い王の長瀬智也みたいに笑。
このゲームは友達と盛り上がるためには少しハードルが高いかもしれません。
まとめ
フィルマークスは映画のレビューアプリとして知られていますが、このように映画好き同士で集まった時の遊びとしても十分楽しめるツールだということがわかります。単なる映画の評価だけでなく、レビューやポスター、関連項目など、アプリの様々な機能を活用することで、映画の知識を競い合ったり、新たな発見をしたりすることができます。
特に魅力的なのは、これらのゲームを通じて映画についての会話が広がっていくこと。例えば「Three Degrees of Filmarks」では、思いもよらない映画同士のつながりが見つかるかもしれませんし、レビュー当てゲームでは、普段は気づかない視点や解釈に出会えるかもしれません。
映画館で一緒に映画を見た後や、オンライン飲み会での話題作りとしても使えそうですね。これらのゲームを通じて、さらに映画を楽しむ新しい扉が開けることを願っています。映画好きの皆さんも、ぜひ友人を誘って試してみてはいかがでしょうか。
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